- ―― ステージの感想をお聞かせください。
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竹若 僕は、こういう会場にいつも子供を連れてきている立場やったんで、ステージに立って違う風景がみえて楽しかったです。
オカリナ 家族連れの方の多い舞台でしたね。
ゆいP ステージでも話しましたが、昔好きだった作品がガシャポンで復刻されているのが本当に嬉しかったです。絶対に大人は集めたくなるはずなので、今後もそういったことをやっていただきたいなと思いました。
- ―― ゆいPさんは『美少女戦士セーラームーン』がお好きなんですね。
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ゆいP ネットで『美少女戦士セーラームーン』のコンパクト(プレミアムバンダイ“ミラクルロマンス”シリーズ)が発売されると知ったときは驚きました。ガシャポンでも色々なものがでていて嬉しいです。
オカリナ 中学生ぐらいのときに『デジモン』や『ワンピース』のガシャポンを沢山まわしていました。今年の秋に『デジモン』の映画(『デジモンアドベンチャー Tri.』)が公開されるので、とても楽しみにしています。ぜひガシャポンでも成長した主人公たちをだしてほしいです。
- ―― 竹若さんは、普段からガシャポンをまわされているそうですね。
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竹若 そうですね。『仮面ライダー』などの特撮がずっと好きで、オモチャもいっぱい集めていますので。ガシャポンもずっとまわしていますよ。昔からやっている身からすると、ほとんど1コインでなくなっているのに変化を感じますね。子供に「まわして」と言われたら「えっ、500円」となったりとか(笑)。でも、それに見合うだけのクオリティがあって、手軽に手に入れられるのは凄いことだなと思います。
ゆいP そうなんですよね。今のガシャポンは本当に精度が高くて、部屋にコレクションして飾っておきたくなるようなものが増えてきていますよね。安心してお金をだせるんじゃないかなと思います。
オカリナ 今思えば、ガシャポンには小さな頃に好きだった作品への思いがつまっているんですよね。もっているガシャポンのひとつひとつに魂がこもっているというか。
竹若 子供にとっては、そうなのかもしれないですね。今は、くじガシャポンのように、いろいろ連動したりする進化が凄いなと思っています。子供と大人が一緒にやりつつも、ひとつの商品でそれぞれ違う遊び方ができるようなものが、どんどん広がっていっくと嬉しいですね。

- ―― ガシャポンの魅力は、どんなところにあると思われますか。
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オカリナ 限られたお小遣いの中で買うことができて、何がでてくるかわからないところが楽しいですよね。楽しみながら、世の中ってそんな甘くないというのを知るというか(笑)。自分が好きなものが確実にでてくるとはかぎらないとなると、子供だったらキーッてなりますよね。そこがまた良いところなんじゃないかと思います。
ゆいP 大人は使えるお金が多いから、目当てのものがでるまでまわして、全部集めてしまうって人も多いですよね。そして、余ったら他の同世代の子にあげたりすることもできる。ガシャポンがコミュニケーションツールになるというか、「あの頃、『セーラームーン』観てた?」みたいに会話が広がっていくのも良いところだなと思います。
竹若 子供の喜ぶ顔をみたくてまわすと目当ての物がでなくて、失意のどん底みたいな顔をしているときもあるんですよ。親としては、そんな顔はなかなか意図して見れないところもあるので、ある意味、良い機会だったりもするんですよね。そこから、みんなに優しい言葉をかけられて人の温かさを知ったりもして。ガシャポンで楽しみつつも、そんな教育的な一面もあるという感じです。

ステージでは、竹若さんがおかずクラブのお2人に『ガシャポンカン』を紹介する一幕も。ジャンケン大会では、お三方のサイン色紙もプレゼントされた。

ガシャポンスタイルでお伝えした、eco工作ワークショップは連日大盛況。会場内に、子供たちが作った素敵な作品の数々が展示されていたぞ。

ガシャポンの海外事情を知ることができる展示コーナー。アジアに展開中のガシャポンを解説したパネル、海外で実際に使われているガシャポンマシン、 昨年台湾で行われたガシャポンイベントの景品など、展示はレアなものばかり。

