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クリエイターインタビュー

「ぼくらもみんな生きている。」「気まぐれ鳥」開発者 岩脇由実さん

第二の「FROG STYLE」を目指して

―― 最初に、岩脇さんのプロフィールから聞かせて下さい。
ガシャポンの開発をしたくてバンダイに入社されたそうですが、どんな理由でガシャポン作りを志したのでしょうか。
岩脇 大学生の頃に、「FROG STYLE」というカエルのキャラクターにハマって買い集めていた時期があったんですよ。それをきっかけにガシャポンの魅力に取りつかれて、自分もぜひそういう仕事をやりたいと思ったんです。採用面接では「第二の『FROG STYLE』を作りたいです!」と言って、入社後すぐにベンダー事業部に入ることができました。
―― いきなり目当ての部署に配属とは凄いですね。
岩脇 念願かなって、今は「気まぐれ鳥(バード)の休日」のようなオリジナル商品の開発もやらせていただいてます。初めて立ち上げたオリジナルが「MAO CAT」という
シリーズなんですが、これはまさに第二の
「FROG STYLE」を目指して立ち上げました。
「FROG STYLE」のカラーバリエーションで展開していくところが凄く好きだったので、「MAO CAT」も
そういう作りになっています。

偶然の出会いから生まれた「ぼくらもみんな生きている。」

―― 「ぼくらもみんな生きている。」は、どんな経緯で作ることになったのでしょうか。
岩脇 「気まぐれ鳥(バード)の休日」と「ぼくらもみんな生きている。」は、フクダケンジさんという、作家さんとの出会いから生まれました。とあるデザインイベントで「MAO CAT」を展示していたときに、その隣で「ぼくらもみんな生きている。」の元になる大きな作品を展示していたのがフクダさんだったんです。「これは凄いな」と思いながらも、その時は声をかけられなかったんですが、後日別の商品の原型の打ち合わせで、偶然フクダさんとお会いして……。
―― 凄い偶然ですね。
岩脇 そうなんです(笑)。名刺交換をしたら
「ぼくらもみんな生きている。」の写真が描かれていて…
「もしかして隣で異彩を放っていた展示の方ですか?」
「そうです、そうです!」と意気投合しまして。
そこから「ぼくらもみんな生きている。」を小さくして
ガシャポン向けに作ろうという企画が始まり、
その試作品が社内のプレゼンで大評判を呼びまして、
次に一緒に作ったのが「気まぐれ鳥(バード)の休日」に
なります。

つながるギミックを実現するために

―― 「気まぐれ鳥(バード)の休日」は、鳥の表面の質感がとても精巧に
作られていますね。
岩脇 ディテールには凄く凝っていただいています。この商品も「ぼくらもみんな生きている。」と同様に原型となる作品があるのですが、鳥の選定や造形のアレンジなど、色々話しあいながらやらせていただきました。例えば、原型ではぶらさがるのがメインで、鳥が自立しなかったんです。立つと並べることもできて、自分の机に飾ったりしてちょっとした癒しにもなりますよね。写真も撮りやすいので、SNSなどで共有してもらいやすくなるかなと思い、立つ方向に変えさせてもらいました。
―― なるほど。ガシャポンの商品として、
フックの多くなるようなアレンジが
多くなされているわけですね。
岩脇 そうですね。鳥のラインナップも、
マニアックなものだけでなく、最近ネットで
話題になっているオカメインコを加えたりしています。
風船の形をハート型にしたり、ぶらさがる手の形を
「てへ」みたいなポーズにしたり……
こうすると可愛いかなと思って(笑)。
―― 縦につなげると、手をつないでいるように見えるのもいいですよね。
岩脇 鳥同士をつなげるギミックは、どうしてもやりたかったんです。「鳥さんにもダルい日もあって、ぶらさがりたくなるよね」というので風船にぶらさがり、さらに怠けて鳥がつながっていくというのがコンセプトでしたので。ガシャポンにするにあたって、ぶらさがる形にしても壊れないよう試行錯誤して、今の形になりました。
―― 写真をみると3つつなげても大丈夫のようですね。
岩脇 私が確認した限りでは、4つでもたぶん
いけるはずです(笑)。鳥のディテールを壊さずに、
つなげても大丈夫なように強度をもたせるのには
苦労しました。細かい話になりますが、
これって羽根とくちばしだけが別パーツで、
他は全て一体の造形で作っているんです。
そうすることで、足に手をひっかけても大丈夫なように
していて。ただ、一体にしたことで、顔まわりに微妙な線が
でてしまう構造になってしまっているんですが、
最終的には目立たない感じになっていると思います。
―― 確かに、そう言われても分からないぐらいですね。
岩脇 つるんとした球体とかだと目立ってしまうんですが、鳥の質感のおかげで、いい感じに消えてみえるんですよ。
生産メーカーさんや工場の方に凄く頑張っていただけて、
綺麗なものができあがりました。

第3弾は完全オリジナル!?

―― すでに商品は発売中ですが、どんな風に遊んでほしいと思われますか。
岩脇 色んなところにぶら下げたり、デスク周りに並べたりしていただけると嬉しいですね。キーチェーン部分さえつけられれば、どこにでもぶらさがるはずですので、いい感じの場所を見つけたら、その様子を写真に撮ってアップしていただければなと思います。
―― 今後も、フクダケンジさんとオリジナル商品を作っていく予定はあるんでしょうか。
岩脇 実は明日、フクダさんの新作が私の手元に届くんですよ(注:取材は5月中旬)。これから会議に出すところですが、第3弾はゼロからガシャポンのために考えた完全オリジナルになる予定ですので、ご期待いただければと思います。
―― 完全オリジナルですか! それは楽しみですね。
岩脇 「ぼくらもみんな生きている。」は、ツイッターで話題になったことがきっかけでテレビなどでも取り上げていただいたんですよ。単品の商品が話題になっての取材は初めての経験で、ネットの盛り上がりを肌で感じることができて嬉しかったです。また、そんな風に多くのお客様に楽しんでもらえたらと思います。
―― オリジナル商品作りの醍醐味とは、なんでしょうか。
岩脇 「何をやってもいい」というフィールドで作ることができるオリジナル商品は、それゆえの大変さもありますが、どんな未知なところにもいけるというのが最大の魅力ですね。そして何より、私にとってガシャポン作りは凄く楽しい仕事なんです。特に、「気まぐれ鳥(バード)の休日」のようなオリジナル商品の開発は本当に楽しくて(笑)。今後もガシャポン発のキャラクターを立ちあげて、他作品とコラボができるようなものも育てていけたらいいなと思っています。

プロフィール

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