いきもの大図鑑の企画開発を担当している誉田です。
今日はいきもの大図鑑の話ではなく、「はしもとみおのウルトラ怪獣彫ってみた。」の開発についてお話しします。

はしもとみおさんの木彫り作品
そのあとは、はしもとみおさんがウルトラ怪獣をどんなふうに木彫りで再現されるかとても楽しみに待っておりました。
それで出来上がってきたのがこちらの画像のものとなります。

バルタン星人です。バルタン星人はかわいくする際にどうしてもデフォルメされがちなのですが、リアルな等身で非常にかわいらしくまとめていただきました。

ピグモンです。かわいらしい怪獣で、ウルトラ怪獣では欠くことができない怪獣ですね。

ウーです。ウーがシリーズの第1弾にラインナップされるのは珍しいかと思いますが、この毛むくじゃらな怪獣は木彫りにもってこいなのでは?ということでラインナップしました。

ゴモラです。1体は尻尾がある怪獣らしいものを入れたく、ゴモラをラインナップしました。
この後に彩色していただき、色が付いた第1弾の木彫りの画像がこちらとなります。


彩色では、本物の木彫りのように見せるためにドライブラシを多用し、木彫り感を表現しました。
ただし、単調にならないようにドライブラシの色を使い分けながら、実際の木に見えるよう試行錯誤を重ねて開発を進めました。
このアイテムの彩色では、エアブラシやドライブラシを多用しています。これらの彩色方法は、生産時に仕上がりの差が出やすく、安定させるのが非常に難しい技法です。
しかし、これまで「いきもの大図鑑」で培ってきた彩色技術を活かすことで、安定した品質を実現することができました。
発売後、おかげさまで大変ご好評をいただき、すぐに第2弾の開発に取り掛かることになりました。
そして完成した第2弾の木彫りウルトラ怪獣がこちらです。

第2弾でかわいらしい怪獣としてカネゴンをラインナップしました。

カネゴン以外の怪獣です。木彫りが出来上がったばかりの時の画像となります。

エレキングの白色は木彫りではべた塗になってしまうのでは?と心配していましたが、木彫りの感じを失わずに非常にうまく彩色していただきました。

こちらの4体が第2弾のラインナップです。2025年7月に発売となりました。

メトロン星人です。ラインナップに必ず2本足の星人を入れるようにしております。色がカラフルですので、彩色がはいるのが楽しみです。

レッドキングです。尻尾がある怪獣も必ず1体ラインナップに入れるようにしており、今回はレッドキングを入れることにしました。

ツインテールです。この独特なフォルムはこのシリーズが第3弾まで続いたら入れたいと思っていた怪獣です。

ブースカです。このシリーズが始まった時から商品化の要望が高かったので、やっと皆様の期待に応えることが出来ました。
いかがでしょうか?
こちらの商品は、来年の夏までに発売を予定しています。
また、年明けにはガシャポンオンラインでの受注開始に向けて準備を進めています。
はしもとみおさんの手によって魂が込められた「はしもとみおのウルトラ怪獣彫ってみた。03」を、ぜひ楽しみにお待ちください。



リュウジンオオムカデの開発最終段階です。
ガシャポン®に超夢中展2025 前日の飾り付け
今週末(10/31-11/2)はガシャポンに超夢中展! いきもの大図鑑の新作発表もあり〼!
宮崎県総合博物館(通称:みやはく)で「クワ・カブ展✕いきもの大図鑑」開催中!



