ガシャポンブログ

バンダイ企画担当者が ここでしか聞けない最新情報や開発秘話をお届けしております。

ガシャポンオフィシャルサイト

最新の記事

2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

新着記事

カテゴリー

お待たせしました!オオヨロイトカゲ受注開始です。

いきもの大図鑑の企画開発担当の誉田です。

 

「いきもの大図鑑アルティメット オオヨロイトカゲ」の受注が明日6月25日から開始します。

初めてブログでオオヨロイトカゲの開発を報告したのが、2023年の9月でしたので、それから2年ちかくも掛かってしまいました。

 

今回のブログでは、どういった部分が難しかったかなどをお話ししたいと思います。

 

まず、全身のトゲの形状を出来る限り正確に再現することにこだわりました。

特に脚に関してはトゲの形状をそのまま再現するため、形状に合わせてかなり分割をしております。

 

後脚のパーツの人で言うと脛(スネ)に当たる部分です。

棘の形状をキープするために脛部分を5分割しており、彩色が終わった後に1つのパーツに組み上げています。


 

また、全身トゲだらけのため、ボディをくねくねと動かすためにはパーツの間の隙間を広く取らなければいけませんでしたが、その場合、どうしてもその隙間が目立ってしまいます。

そこで、いろんな可動方法を検討し、内部のパーツを止める軸を左右にスライドさせることができる仕様にしました。

ボディを繋ぐ軸パーツは今回、横方向にスライドして可動することができる仕様になっています。


 

これにより、パーツの間に隙間を取らなくても、くねくねと動かすことが可能になりました。

 

左側に体をくねらせると軸受けが左側に可動することで隙間を開けずに可動させることが出来るようになっています。      (内部が見えるように一部のパーツを取り外しています。)


そのほか、腕の可動域をできる限り広げるために腕の付け根は輪っか状に別パーツとし、それが腕の動きに合わせて動くようにしております。

腕の根元の輪っか状のパーツが動くため、大きく腕を動かすことが出来るようになっています。


 

ナイルワニの開発からかなり期間が開いてしまいましたが、やっと「いきもの大図鑑アルティメット」の2体目が完成しました。

これまでのいきもの大図鑑で開発されてきた可動構造の技術をぎゅと詰めたまさに究極の生き物可動フィギュアとなっております。

ぜひこの機会に、いきもの大図鑑のフィギュアで、夢のオオヨロイトカゲを手にとってみてはいかがでしょうか?

 

こちらの「いきもの大図鑑アルティメット オオヨロイトカゲ」は6月25日から受注開始です。

気になる方はこちらをチェック!

>>>「いきもの大図鑑アルティメット オオヨロイトカゲ」受注ページ

 

 

投稿日:2025.6.24 コメントをする

コメントする

コメントを見ることができるのは開発担当のみとなります。
コメントに対する返信や引用は基本行いません。
ご了承いただけますようお願いいたします。

内容をご確認の上、送信ボタンを押してください。

▲TOPに戻る