ガシャポンブログをご覧いただいている皆様、こんにちは。
フルアクションフィギュアSAGA 企画開発担当のT久島です。
最初をイニシャルにしたところで本名バレが回避できているのか疑わしい珍しい名前で恐縮ですが、今後ともよろしくお願い致します。
「フルアクションフィギュアSAGA 仮面ライダー」についてブログを始めるにあたり、商品のコンセプトや仕様等は雑誌媒体や電撃ホビーWEB様でご紹介いただいておりますので、ここでは担当なりのこだわりや商品を楽しんでいただくポイント等を書いていければと思っております。駄文ではありますが、ご覧いただけますと幸いです!!
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さてこのSAGA、「アクションフィギュアを作ろう!」と企画をスタートしたときは身体のどの部分をどのように動かすということは決まっていませんでした。
アクションフィギュアとして無二のものにするため「最もヒーロー的な動きができるフィギュア」という商品コンセプトを立て、特撮番組の劇中ポーズを研究して「このポーズをとらせるためにはこの部分がこれくらい動かなきゃ」というポーズありきで可動を考えるという手法を採りました。その結果、目指すものを作るには「全身24カ所可動」というガシャポンの限界に挑戦する、というか限界を無視する可動が必要という結論に至ってしまいました。
勝手に結論に至ってはみたもののできるかどうかは別問題なわけでして、その実現にはさまざまな方面からのアドバイス、ご協力をいただいてどうにかこうにかガシャポン商品として成立させることができました。
というか普通なら無理でした。成立のため3つくらいグレーな事案がありましたが、それは自分の中で「奇跡」という綺麗な言葉に置き換えられていますので問題ありません。全く問題ありません。
話がそれましたが、ヒーローのアクションポーズを何百パターンも見ていくとアクションポーズの最大のポイントはやはり「胴体」なのだと思い知らされます。
「体幹」って言いますもんね・・・。身体の根幹になる胴体の動きが嘘っぽいとどんなポーズをとらせてもどこか嘘っぽくなるんですよね・・・。
それを認識してからはとにかく胴体の可動を追求しました。SAGAの全可動箇所のほぼ3分の1を胴体にブッ込んだ結果、非常に説得力のある胴体の動きができるようになったと思っておりますので是非手に取ってお試しいただきたいです。
例えばココ。胸と腹と腰を全て別パーツにしているのは勿論ですが、胸と腹をつなぐこのピンが前後にスイングするようになっています。
組み立てるとこの機構による可動の幅はそれほど大きくはないように見えます。見る人によっては「意味あんのコレ?」と思うかも。
しかしこのわずかな可動の幅がポーズの自然さを大きく高め、とれるポーズのバリエーションを更に増やすのです!
他にもこだわりポイントはたくさんありますが、めちゃめちゃ長くなってしまっているので今回はこのくらいで。
フルアクションフィギュアSAGA 仮面ライダー01は3月上旬より全国のガシャポン売場に順次発売されます!
商品誕生には奇跡が微笑みましたが、シリーズ継続には皆様のご愛顧による実績が不可欠でございます!!
フルアクションフィギュアSAGAを是非宜しくお願い致します。