いよいよガシャポン戦士f01が発売スタートいたしました。
仕上がり具合の確認にHi-νガンダムの量産品を軽く見てみましょう。いつも通りのカメラと、さくっとした撮影なので画質は期待なさらず・・・なんとなく雰囲気が伝われば幸いです。
これは、完璧な写真を載せないことによって「実物を手に取って見てみたいな」と思わせる高度なプロモーションテクニックなのです。
本当かどうかは皆様の判断にゆだねます。

コレクションな感じの角度。PVC素材なのでアップにするとどうしてもゴムっぽさが少し出てしまいますが、肉眼で実物を見る分にはあまり気にならない仕上がりとなっております。

横から。
フィンファンネルはシルエット感が出るように、大型サイズで造型されています。従来のカプセルに入れようとするとフィンファンネルはきっとこの1/3くらいのサイズになったかと思います。実際その小ささでは1/3も伝わらないかと思い、大玉カプセルを採用いたしました。

ポージングその1。
DASHより肩周りの可動域は狭くなっておりますが最低限の上下・前後の可動は可能。手首が回転するため表情付けという意味ではDASHよりもはるかに自由度が高くなっております。

ポージングその2。
ファンネルを放つようなイメージで。平手への差し替えが可能になったことで、ポージングの幅は桁違いに。ちょっとしたニュアンス付もできるように。

ポージングその3。
首もボールジョイントになっており一定の角度付が可能になっているため、上に向かっての砲撃をイメージしたようなポージングもできます。

ポージングその4。
武器が2種類あると楽しいですよね。クリアのサーベルを入れる入れないは調整が最後の最後まで難航し、それでもと言い続けた結果入れ込むことができました。PVCクリアの金型が無いため、基本の金型の中に彫り込んだうえでクリア素材に打ちかえるという、非常に手間のかかる工程を経てクリア素材の武器を実現しております。
そのため、初期のガシャポン戦士fの案内では一切クリアの武器が出てきてないのです。
サーベルがあるかないかだけでも満足度は大分違うと思うのですが、サーベルがクリアかクリアでないか?でも満足度は全然違うのではないかなと思います。

ポージングその5。
クリアと言えば、カメラアイのクリア化は大きな特徴です。・・・が、こちらもクリアABSの金型が存在しないため、サーベル同様に特殊な作り方を採用しております。コストをかけた分だけの満足度はあると思います。

ポージングその6。
最後は武器の両手もちで。
昨年、私のキャンディ事業部からの異動が決まったときに「コンバージとガシャポン戦士を交換です☆」と告げられ、コンバージを渡しガシャポン戦士を担当するという愉快なことになったのですが、自分なりにどうしたらガシャポン戦士がもっと満足してもらえるものになるのか?何があると嬉しいか?を考えました。
その中の一つ「なぜ両手に穴開いてるのに武器は1個しかないのだろう?」という疑問へのアンサーが武器の2個付けです。
もちろん毎回できるわけではありませんし、全部の機体に武器を2個付けたりというのは現実的ではないので一部機体に限られますが、ダブったときに武器ごとに飾ることもでき、フル装備で楽しむこともできる2個付けというのはガシャポンをたくさん回す楽しさにつながるのではないかなと。
是非武器を最大限に利用して遊んでいただけますと幸いです。
そして、こうして遊んでみると「DASHベースのような台座が欲しいよね」とか、「バズーカとかハイパー・メガ・ランチャーはいつかどこかで再販売したりリメイクするときまでお蔵入りにするしかないのか?」という気持もわいてくるので、もしかしたらアンサンブルのように武器&台座セットみたいなのが1セットあって、それさえあれば各ラインナップを拡張して遊べる・・・なんていうのも有りではないかと思うのですが・・・いかがでしょう?
これは将来アンケートとかを取ってみて、要望があれば実装を検討したいですね。
コストは・・・もうこれ以上掛けられないので皆様にたくさん買ってもらうしかないですね!
売れた分は仕様に転嫁する。売れれば仕様が上がり、コストが上がり、利益が下がって私が怒られる。
まだまだ成長の余地を多く残す「ガシャポン戦士f」これからの進化もお楽しみに!
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