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いきもの大図鑑アドバンス ヒョウモントカゲモドキの豹紋の彩色方法

 
いきもの大図鑑シリーズ担当の誉田です。

 
今回は 「いきもの大図鑑シリーズ ヒョウモントカゲモドキ」のプレミアムガシャポンが発売になりましたので、その名前の由来でもある豹紋(ヒョウモン)柄の彩色に関しての話です。

今回発売したモルフのなかで、タンジェリン、ハイイエロー、ラプターの3種はヒョウモンのような模様があります。

 
このヒョウモンの彩色方法ですが、模様が細かいため、スプレーマスクではなく、タンポで彩色することとなります。

ただ、タンポ印刷の場合、ハンコを捺すような感じで彩色されますので、模様の輪郭がはっきりと出てしまいます。

通常のタンポ印刷


当然、下地はスプレーで彩色していますので、色の濃淡をつけた上に豹紋模様のタンポ印刷をしていくのですが、くっきりとした豹紋での彩色は、今回のような爬虫類のボディの豹紋模様となるとおもちゃっぽさが出てしまいます。

 
スプレーマスクとタンポの使い分けなどいろいろと試行錯誤しましたが、どの方法もうまくいきませんでした。

そこで、最終的にタンポ印刷の版をちょっと特殊なものにすることでボカシ塗装のような効果を得られる方向で進めることにしました。

白地に黒ですと、縁がボカシ塗装の様になっているのがよくわかるかと思います。(Aパターン)

1回目のタンポ版をこのような手法で用意し、実際にサンプルを作成したのですが、ぼかし効果が乏しく見た目は通常のタンポ版と変わりませんでした。

それで再度何パターンかタンポの版を作り直しました。縁のぼやけ方が異なっています。(BパターンとCパターン)

 
 
最終的にBパターンをさらに2パターン作成し、パターンA , パターンB1 , パターンB2の3つのタンポを豹紋の部分ごとに一番合っているものを選ぶことに進めることにしました。

 
最終的にすべての豹紋がボカシ塗装のような効果がでて、通常のタンポのときのようなおもちゃっぽさがなくなりました。

 
早いところでは、すでに売り場にプレミアムガシャポンが発売されていますので、手に取った方はこの部分の彩色も見ていただければ嬉しいです。

今後もいろんな彩色方法を研究してより本物に近いものを目指していきます。

 
 
さて、ヒョウモントカゲモドキって1匹飼っていてもイベントや売り場で新しい子に出会うと連れて帰りたくなりますよね。

けど、本物だと世話など考えてしまい躊躇してしまいます。

そういった方に朗報です!

たくさんのモルフを並べて飾れるように、早速ではありますがプレミアムバンダイで「いきもの大図鑑アドバンス ヒョウモントカゲモドキ3種セット」を販売致します。

生体を集めれない鬱憤をぜひ、フィギュアで満たしてみてはいかがでしょうか?

種類はスノーボールドストライプ、ベルアルビノ、ジャングルの3種です。 今回、近くでヒョウモントカゲモドキのガシャポンを見つけることが出来なかった方もぜひ、チェックしてみてください。

 
気になる方はこちらをチェック!

>>>>いきもの大図鑑アドバンス ヒョウモントカゲモドキ3種セット

 
 
 
投稿日:2021.8.26 コメントをする

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