ガシャポンブログ

バンダイ企画担当者が ここでしか聞けない最新情報や開発秘話をお届けしております。

ガシャポンオフィシャルサイト

最新の記事

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

新着記事

カテゴリー

いきもの大図鑑シリーズ1000万匹突破!!

いきもの大図鑑企画開発担当の誉田です。

おかげさまでいきもの大図鑑シリーズの累計出荷数が今月で1000万匹を突破しました!
そこで「いきもの大図鑑」シリーズ累計出荷数1,000万匹突破ありがとさん!Twitterキャンペーンを実施いたします。

 
 
「だんごむし」発売からここまでシリーズが続いたのも皆様のおかげです。ありがとうございます。

 
そして今後もさらにいろんな生き物を作っていきますのでよろしくお願いいたします。

 
今回、特別に皆様から寄せられていますアンケート結果をお話ししたいと思います。

いきもの大図鑑のアンケートでは、毎回、たくさんの作ってほしい生き物の要望が寄せられております。

本当にありがとうございます。

「いつも要望出しているのに、バンダイの担当者に届いているのか?」
と心配されている方もいらっしゃるかもしれませんが、すべて確認させて頂いており、大いに参考にさせていただいております。

 
 
皆さんもいきもの大図鑑のアンケートではどんな生き物の要望が多いのかが気になるかと思いますので、少しだけお話しします。

いきもの全般で話をすると長くなりますので、生き物の中でも一番要望が高い昆虫に絞って話をさせていただきたいと思います。

 
昆虫の商品の際にはアンケートで「どんな昆虫がほしいか?」という昆虫縛りでの質問があります。

 
その中で特に多いのは

水生昆虫(タガメ、ゲンゴロウなど)
飛行系昆虫 (蝶、セミ、トンボなど)
奇虫(クモ、ムカデなど昆虫ではないもの)
の3つになります。(カブトムシ、クワガタの発売していない種類に関してもたくさんの要望をいただいておりますが、すでにシリーズが始まっているものは今回除いております。)

 
常時、20体以上の新規生き物の開発を並行して進めており、人気があるものからほとんど知られていないマイナーな生き物まで幅広く開発は進めていますので、皆さんから要望が来ている人気のあるいきものはほぼすべて開発中といっても過言ではありません。

 
では、どういった順番で発売しているのか疑問に思う方もいると思うのですが、実は新しいシリーズの発売順番は開発がうまくいったものものかなんです。

今年中には皆さんの要望に応えるべく、これらの中から少なくても1点、うまくいけば2点を新シリーズ化して発売できるように進めておりますのでもうしばらくお待ちください。

(発売しなかった場合は開発がうまくいかなかったと思っていただければと思います。)

 
また、新規シリーズの開発だけでなく、現行のシリーズもよりリアルで正確なものにしていくべく、新しい開発方法を研究しています。 ここ1年で3DスキャンからCTスキャンに切り替えていきましたが、それにより、かなり正確さは増してきたかと思います。

また、よりその昆虫を知って頂くために、CTスキャンをお願いしています株式会社JMC様に実際にいきもの大図鑑の商品の元となった標本を使用し、CT生物図鑑を作成しWEB上に公開していただいています。

こちらのCT生物図鑑は先月発売した「あり」からスタートしております。

 
いきもの大図鑑のページの中の下の部分のボタンからCT生物図鑑に行くことが出来ます。

 
直接CT生物図鑑を行く場合はこちらをクリック!

>>

CT生物図鑑(テナガコガネ)はこちらをチェック!

 
こちらをクリックすると株式会社JMC様のCT生物図鑑のページに行くことが出来ます。

で、バンダイの商品開発で使用された標本のCT画像をどの角度からもグリグリと回転させたり拡大させたりして確認することが出来ます。

 
 
また、こちらのページにはCTスキャンの特性を使用し、標本の内部構造も見ることが出来るようになっています。

 
白くなっている箇所は昆虫の筋肉です。パラポネラなどはアゴの周りに白い部分が大きいことからアゴの筋肉が発達しており、顎の力が強いということを推測することが出来ます。

いきもの大図鑑のフィギュアを触りながら、このページをみていただきくとよりその昆虫のことが理解できるのではないかと思います。

 
開発期間が年々長くなっていきますが、その分しっかりとクオリティを上げていくことを目指しておりますので、ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。

 
先月発売したアリも相当早い段階から開発を開始しており、本当でしたら去年の今頃には発売することを目標としておりましたが、シンプルな構造なわりにいろんなポーズをとれるようにするために何度も可動構造を考え試作を作り直しているうちに開発に予定の倍の時間がかかってしまいました。

その分、今までになかったアリの構造などがわかる可動フィギュアになったのではないかと思います。

 
アリのフィギュアに興味がある方は今回のキャンペーンでありのフィギュア10体を3名様にプレゼントいたしますので、ぜひ下記より詳細をご確認ください。

 
>>>「いきもの大図鑑」シリーズ累計出荷数1000万匹突破ありがとさん!Twitterキャンペーンの詳細はこちら

 
投稿日:2023.1.17 コメントをする

コメントする

コメントを見ることができるのは開発担当のみとなります。
コメントに対する返信や引用は基本行いません。
ご了承いただけますようお願いいたします。

内容をご確認の上、送信ボタンを押してください。

▲TOPに戻る