いきもの大図鑑の企画開発担当の誉田です。
10月16日より、奈良の橿原市昆虫館にて 「いきもの大図鑑コラボ企画」が始まりました。
今回は、そのコラボ企画というものがどういった内容なのか?をちょっとお伝えしたいと思います。
いきもの大図鑑では、これまでいろんな種類の昆虫を発売してきましたが、そのフィギュアの元となった昆虫を見たことまではない方も多いのではないでしょうか?
なんと、この「いきもの大図鑑コラボ企画」では、これまで発売してきましたいきもの大図鑑のフィギュアから人気のある昆虫を抜粋して、フィギュアとその元の本物の標本を並べて展示するというコラボ企画となっています。
コラボ企画 展示コーナー
どういった展示をしているのか?ちょっとだけお見せします。
まずは一番人気のカブトムシとクワガタのコーナーです。
こんな感じに両脇にいきもの大図鑑のフィギュアが展示されており、真ん中には標本が展示されております。
カブトムシとクワガタのフィギュアと標本を比べて見ることが出来るようになっています。
日本にはいないカブトムシやクワガタなどの標本も見ることが出来ます。
海外のカブトムシやクワガタは大きくてかっこいいです!
そのほかの甲虫としてプラチナコガネやハナムグリなども展示されています。
プラチナコガネの標本を見たことがない人はぜひ、一度はこの輝きを見て頂きたいです。
アリやカミキリムシのコーナーもあります。テナガカミキリの複雑な上翅の模様をぜひこの機会に見て頂きたいです。
もちろん、今年の9月に発売されたばかりのアゲハチョウのコーナーもあります。
アゲハチョウのフィギュアの翅はどうやって本物っぽい感じに近づけるかを研究し、最終的に最新のデジタルプリントの機械を使用して完成させたのですが、開発にかなりの期間をかけて今の彩色クオリティで再現しました。
このいきもの大図鑑のアゲハチョウの翅のプリントが本物のアゲハチョウにどこまで近づけたかをぜひ確認してみてください。
とはいえ、アゲハチョウの翅はまじかで見てみると本当に美しいので、本物と同じようにみえるためには、まだまだ研究の余地があります。
隣には幼虫のフィギュアも展示されています。
スズメバチもこれまでたくさんの種類を発売してきましたが、それらの標本もしっかりと展示されています。
カブトムシとクワガタに引けを取らない人気のスズメバチですが、警告色であるボディの模様と獰猛な顔つきが人気の秘訣なのかもしれません。
オオスズメバチの標本は結構驚くくらいの大きさです。
いきもの大図鑑が始まるきっかけとなったダンゴムシもフィギュアが並んでいました。
橿原市昆虫館でのいきもの大図鑑コラボ展示は2024年10月16日から2025年1月13日まで開催しておりますので、近くに住んでいる方はもちろん、お正月に関西に帰省されるかたも一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
昆虫の世界に引きずり込まれること間違いありません!
*これまで発売してきたフィギュアの中から抜粋して展示しておりますので、展示していない昆虫もございます。