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駒形情報局(仮)~準備期間~

こんにちは。開発担当のK澤です。

 
【プレミアムバンダイ】ホーク姉妹セット・将頑駄無本日(11/18 23時)受注締め切りです。




 
プレミアムバンダイ商品全般に言える話ではありますが、ここを逃すと手に入れる機会がほぼ無い商品になりますのでご予約お忘れなく!

電撃ホビーWEB様にてレビュー記事も掲載いただいておりますので、気になっているけどもっと情報が欲しい!という方はこちらもご覧ください。







G-セルフ パーフェクトパックは12月9日締め切り予定ですので、こちらもお忘れなく!

https://p-bandai.jp/item/item-1000139730/
 
※受注締め日間違ってました。次回再アナウンスします!

 
さて、締め切り前の宣伝をしつつ、新情報を少しだけお届け!ホビーショーで結構先のアイテムまで紹介してしまったので、現在はそれらのアイテム商品化進行(成形チェックや彩色の進行チェック、各種事務作業等々)がメインとなっておりあまり新しい情報はないのです。

 
・・・が、現在進んでいる新商品から少しだけ新情報を。

 
モビルスーツアンサンブルからは、13弾の追加情報をお届け!

 
WEBの受注も開始されたMOBILE SUIT ENSEMBLE13ですが、この弾は以前のブログでお伝えした通り、従来の通常弾のボリュームを大幅に超えたスペシャル弾として展開されます。プレミアムバンダイのEX弾が非常に好調な販売だったため大還元祭的な、普段できないことをここぞと詰め込んだ弾になります。

 
せっかくだから超贅沢で二度とできないくらい豪華な商品をお届けしたいと思って張り切っちゃったんですよ。

 
・・・結果ですね、いざすべてのパーツが揃ってみたものを検証してみたところ

 
カプセルに入りきらないという事実が発覚しました。
 
サイズの制限というのは本当に惨酷なものです。今回ばかりはコスト的に普段できないことを詰め込んでやるぜ!と意気込んだのですが・・・カプセル的にできないなんて・・・。カプセルに入りきらないのは「Sガンダム」と「ゼク・アイン」の2種。この2体は本当にやりすぎてしまいました。

 
 
ということで

 
 
この2体は従来の68㎜カプセルではなく、75㎜カプセルでお届けします
 
 
アンサンブル初のサイズの異なるカプセルの混載仕様です。

 
そして、なんと14弾も贅沢します!
 
14弾は無理をしない予定だったのですが、ここを逃すと機会がなくなるなというバリエーションを出すために押し通すことにしました。

14弾には、前回のパズルの答え【ガンダムAGE1】も参戦します。

 
 
続いてガシャポン戦士fですが、現在3月に発売予定の11弾の調整を行っております。正直、ガシャポン戦士は商品仕様に無理がありすぎるためまだ彩色の最終調整がついておらず、まだお見せできないという状況です。

 
・・・ので、今回は開発話をメインにしたいと思います。途中からブログを読み始めた方にも向けて、過去記事重複する内容が多くなります。

 
以前のブログでもガシャポン戦士の展開について説明させていただいたことがあるのですが、ガシャポン戦士に関しては値段と商品仕様があっていないというのが現状です。1回300円(272.73円)でこんな彩色済みの可動フィギュアが成立する訳がなく・・・ビジネスとして考えるのであればDASHからfに移行させることもなく即刻終了させるべきだったシリーズです。とはいえ、長い歴史を持ち、SDガンダムとして継続展開している数少ないシリーズを途切れさせたくないという気持ちを基に、ガシャポン戦士は私の意地で続けさせてもらっております。「絶対にやめたくない!」と。

 
これを許してくれる会社というか、ベンダー事業部の懐の深さがあってこそなのですがやはり歴史のあるシリーズなのでなんとか続けるためのあれやらこれやらを調整している状態です。

 
・・・で、新情報何もないのも寂しいのでここで開発中の画像を少しだけ。

「リ・ガズィ」のデコマスです。最終この彩色数で進行するかはまだ未定ですが、この仕上りでいきたいなと!

こちらも最終決定ではありませんが「ズゴック」です。

11弾から採用される新型関節を使用してもしっかり独特なボディバランスを再現しております。

 
ズゴックは左右の爪の開き具合を変えており、ダブった際には腕を付け替えることで左右対称な爪の開きにしたり遊びの幅が少しだけ広がるようにデザインされております。

 
さて、「コスト」の話についてはあえて常に書き続けているというのは以前から変わらず、新規にブログを読み始めていただいている方や続けて読んでいただいている方にも常にお伝えし続けたいなと考えております。これは、こんなに苦労しているんですよ!とかいう苦労話や自慢話をしたいわけではなく「シリーズの継続可能性」がある程度分かりやすいようにというのが目的です。

 
シリーズ物の宿命として、「販売数量の逓減(徐々に下がっていくということ)」「生産コストの上昇」は避けることができない問題です。1弾で成立していた仕様が3弾に到達するくらいには大体成立させられなくなるくらいに生産環境が変わるのが昨今のモノづくりの現実です。当然、「商売」として「商品」を作っているので売上と利益をあげられないものは続けることができません。売上と利益のバランスを見たうえで「継続が難しい」という判断がなされたときにシリーズは終了するわけです。

 
シリーズ物が大体2~3弾でなくなったりするのはこのあたりのバランスが取れなくなるためです。

 
そして、終了するときは当然、社内ではかなり早い段階から終了の決定とそれに向けてどういったアクションを取っていくかの準備をしたうえで終了を迎えるわけですが、購入する側からしたらいきなり終わったという印象になります。

 
こうならないように、現状をできる限りでお伝えし続けております。できるだけ継続性が分かるような感じで進行したいなと。

 
ガシャポン戦士は幸い、販売数量はガシャポンガンダムシリーズでは1番の数量をいまだに保っているシリーズなので需要は非常に高いアイテムです。海外需要も高まっており、海外での販売数も非常に多いのです。ガシャポン戦士の突破口は世界を含めたトータルでの販売数にあると考えております。

 
いつか値上げかシリーズの終了の決断を強いられるときは必ず来るのですが、今はまだ300円で走りたいなと!

 
ちなみに、もう400円に上げちゃってもよくない?というコメントは結構頂くのですが値上げをしたときの販売数量の変動と、それによる収益の変化によっては値上げしたことで逆に継続が難しくなる可能性も大きくあるため、値上げに踏み切れないという背景もあります。値段があがっても販売数量が下がってしまうと意味がないどころか逆効果になったりもするのです。値上げ後の価格が400円じゃ足りないというのも事実・・・。

逆に仕様を値段に合うように下げてしまうというのも一つの手です。1番コストがかかる「彩色」をがつっと落としてしまったり。上図のように額と胴とカメラ1色だけの簡易な彩色にし、種類数を3種くらいに抑えて、それでも販売数量が現在と同じを維持できればすべてが解決します。当然、それではお客さんが楽しくないのでこういったモノづくり都合での大幅な仕様ダウンは選択肢としては基本ありません。

5弾の時点での、モノづくり的な理想の彩色数がこんな感じです。武器という概念もありません。

ここから、ここには色を入れたい、あと何工程足して、何円コストを足して・・・とやっていくわけですね。

 
求められていることと、できることでどこまでをお届けできるかという、徹底的な突き詰めを行っていくため非常に進行に時間がかかります。そのため、ガシャポン戦士はひと昔の2か月に1回とかそういうペースではなく現状のペースで進行になっております。

 
つまり!シリーズが終わるから間が開いているわけではないのです

 
その証拠に

 
12弾もすでに原型が進行中なのです。
12弾のスケッチパズルをお届けしたところで今回のブログはここまで!

11弾のデコマスは11月下旬~12月頭にはご紹介できる見込みです。

 
続報をお楽しみに!

 
(C)創通・サンライズ
投稿日:2019.11.18 コメントをする

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