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いきもの大図鑑アドバンス アルマジロトカゲ

いきもの大図鑑企画担当の誉田です。

 
今回は「いきもの大図鑑アドバンス アルマジロトカゲ」の開発の話となります。
金型の調整がすべて終わり最終のテストショット品が届きましたので、こちらを使って前回販売されたアルマジロトカゲから改善したところなどのお話をしたいと思います。

アルマジロトカゲのショット品(彩色等はしていない状態です。)


2年ほど前にだんごむしのラインナップに入っていたアルマジロトカゲからいくつかの箇所を改善をしておりますが、そのあたりはすでにいきもの大図鑑のWEBのほうでも説明していますので、気になる方はそちらで確認してみてください。

 
今回、WEBでは説明をしていなかった部分の説明をしたいと思います。

アルマジロトカゲの前脚と後脚の膝の関節部分の構造を変更しています。
これまでの爬虫類の膝部分はピン状で両端がボールの形状になっているジョイントパーツを採用してきました。

理由はもっとも外観に影響が出ないのがこのジョイントパーツだったからです。

 
しかし、アルマジロトカゲが防御体勢をとった時には、手足は天敵に嚙みつかれないために丸くなった体の内側にしっかりと折り曲げる必要があります。
そのため、これまでの膝とは異なる構造にしなければいけませんでした。

そこで今回、しっかりと内側に曲げることが出来るように下のようなパーツを内部にいれた構造を採用しました。

膝部分の内部の構造


 
このままですと外観が台無しとなるところなんですが、今回のアルマジロトカゲは棘のある鱗が重なり合っており、うろこ状のカバーパーツで隠すことが出来たため、この方法に変更することが可能だったのです。

棘状の鱗のカバーパーツによりヒンジ部分のパーツを隠しています。

 
 
また、肘関節がより曲がることにより、ポーズに幅が広がりました。

 

肘を延ばして頭を高く上げるポーズを取ることが可能です。


このように膝を曲げて低い体勢で警戒している時のポーズも再現可能です。


 
 
防御体勢をとる際には前脚などはまるで手を合わせて拝んでいるようなポーズを取りますが、そのポーズもしっかりと再現することが可能となっています。

これで丸くなった時も脚がはみ出して天敵に噛まれることがない完璧な防御体勢をとることが出来るようになりました。

 
より本物に近づけるために細かな部分をたくさん改善していますので、アルマジロトカゲの商品が気になった方はぜひ受注ページを確認していただければと思います。

 
 
なお、いきもの大図鑑アドバンス アルマジロトカゲ の受注は今月末までとなっております。

(*準備数に達した場合は早期に終了することがあります。)

 
気になる方はこちらをチェック!

>>>「いきもの大図鑑アドバス アルマジロトカゲ」 受注ページ
 
 
投稿日:2022.6.6 コメントをする

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